京の夏の終わりを告げる「五山送り火」。古式ゆかしいお盆の伝統行事を人々は大切にしてきました。今年は新型コロナウイルス感染拡大を避けるため、点火箇所を大幅に減らして実施されました。私の幼き頃、妹とおそろいの浴衣を着て母方祖父宅で大文字を見るのが恒例行事でした。親戚が集まるのが嬉しくて、はしゃいで夜道を走っていたのを思い出します。ここ十数年は同年代の友宅に仲間で集い、ワイワイしゃべりながら点火の時を待ちます。点火数分前には誰からともなく無口になり、静寂の中「左大文字」に合掌します。人それぞれ「大文字送り火」の迎え方は違えど、京都市民にとっての8月16日の夜は、ある意味特別なのかもしれません。そして今宵はテレビ観賞をしました。「大」の文字や図柄は浮かび上がらなかったけれど、少しおぼろげに、しかしオレンジ色に輝く温かな炎に胸が熱くなりました。物足りなさを嘆くというより、当たり前の日々に感謝し、燃える火に力強さを感じたのです。誰もが忘れることのない2020年。寂しい大文字だったけれど、いつの日か「こんなことがあったね」と笑って思い出せる日が来るといいなぁ…そんなことを考える夜です。

 保護者の皆様のご協力のお陰で、毎日プール遊びに歓声がわきあがる東野キッズです。ソーシャルディスタンスに気を配りながらではありますが、東野キッズは日焼けした肌に真っ白の歯が印象的なほど笑顔100%です。残りわずかとなったプール遊び、熱中症に気を付けて最後まで楽しみます。子どもさん達の水遊びの様子はHP掲載や「ハイチーズ!!」でもご覧ください。まだまだ残暑厳しい日々が続きます。お子たちは勿論のこと、ご家族皆々様、体調管理には十分お気を付け下さいませ。

東野こども園 副園長 朝倉豊野

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