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 幼き頃誰しも夢を持ち、その夢に向かって前進しようという希望があります。「サッカー選手になりたい」とか「パテシエになって可愛いケーキを作る」等、目をキラキラ輝かせています。成長するにつれ、徐々に現実的な未来をイメージする様になり、実現的な努力をするようになります。この夢は叶うこともあり、道半ばで方向転換せざるを得ないこともあるでしょう。しかし、目標を持つことは生活の励みにもなり、頑張る意欲にもつながります。一人ではなく家族や仕事、取り巻く環境に助けられながら「ボチボチ」「コツコツ」歩みを進めることはとても意味があり、素晴しい事です。大きな夢や未来とは異なり、日々の生活の中で感じる喜びや幸せは誰にでもあります。例えば「USJに行った」とか「この玩具(ゲーム)を買ってもらった」等々…。経済的な自立ができていない子どもは、そのような時に「おねだり」という表現で欲求を満たそうとします。全ての「おねだり」にこたえることは不可能です。最後には叱ってしまい、親子ともに不機嫌で終わってしまうことも…。

 「おねだり」に答えるのではなく、小さな満足を満たしてあげることで自分の要求を抑える力を高める方法って

見つかりませんか?小さな要求を叶えてあげるべく、親子間でチャレンジしてみてください。例えば、土曜日だけ少し夜更かしして、絵本を1冊多く読んであげるとか、お迎えの園庭遊びを5分だけ伸ばしてあげるとか…。本当に小さな願いを、ささやかな満足に変えるだけで大喜びすることは保育現場でもよくあります。その時、「あと5分だけね」と制限するような会話はせずに「時計の針の5まで遊ぼう。今日もこども園でたくさん頑張ったもんね」というような肯定的で寛容な言い回しをすれば、より一層喜ぶ我が子に出会えるかも…!?

 大人だって同じです。出来ない望みに執着するより小さな幸せ探しをしませんか?私?私はお気に入りの雑誌をもって半身浴しながら、コラムやスタイリングを読んだり見たりするのが好きです。結構古いものを出してきて懐かしんだり、誰かの思いや考えに「へぇ~なるほど」と共感したり…。華やかな世界や、そこで活躍する人の内面には計り知れない努力が潜んでいたり…。バスタブで汗をいっぱいかく頃「私もがんばろう」ってパワーをもらっています。2月は皆さんの小さな幸せを探してみてください。

東野こども園 副園長 朝倉豊野

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